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MOOCの普及で学びの場が開かれる [最新教育事例]

無料で受講できるオンライン講座、MOOC(Massive Open Online Course)の普及が進んでいます。
カーンアカデミーもその一つですが、世界のトップレベルの講座を視聴する事も可能です。大学に行かなくても、大学の講義を受講する事が可能。また、MOOCの活用が新たな才能発掘につながる事例も出ているようです。〝超天才〟を世界で発掘!? モンゴル15歳少年が学費免除でMITへ 「edX」は大学教育を根底から変えるか

世界のトップ大学の無料公開オンライン講座を視聴できる主なMOOCは以下
①コーセラ(Coursera)
②エドエックス(EDX)
③ユーダシティー(Udacity)
④フューチャーラーン(Futurelearn)

私もEDXで、隈研吾氏(東京大学教授)の「Four Facets of Contemporary Japanese Architecture: Theory」という講座を視聴してみました。全世界に日本建築の魅力を紹介するといういう講座ですが、無料で、誰でも視聴できるというのは本当にすごいです。主体性さえあれば、学びの機会は広く開かれている事を実感しました。

オンライン講座では学習の持続という点で、まだ課題があるそうですが、今後まだまだ広がりを見せると思います。

【参考】



〝超天才〟を世界で発掘!? モンゴル15歳少年が学費免除でMITへ 「edX」は大学教育を根底から変えるか
「英語で学ぶ」を始めてみよう!超一流大学の授業を日本で受講できるオンライン大学講座「MOOC」とは?

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サルマンカーン氏が推奨する学び方 [最新教育事例]

サルマンカーン氏は、完全習得学習以外にも、効果的な学びのための多くの方法論を提示しています。

①1レッスン10分以下
講義型授業で集中力が維持できるのは10分~18分。講義終盤は3~4分が限界。多くの検証データが同様のデータを示しているのに、授業に変化をつけるなど、教師側の工夫に委ねているのが現状。
⇒カーンアカデミーのビデオは1レッスン10分以下

②連想学習
新しく学んだことをすでに知っている事に関連付ける事で理解を深め記憶を持続させる事ができる。今習っている事が何と関連しているか把握する事が重要。
⇒「知識マップ」によって、今学んでいることと、他の学習内容とのつながりが把握できるように。

③マイペース学習
いつ・どこで学ぶか、学ぶペースを自由に決めさせる。能動的学習を重視

カーン氏が重視しているのは「能動的学習」。カーンアカデミーにより、無学年制の授業空間や、教師の個別対応、生徒同士の教え合いの余力も生まれる。知識習得が効率化される事で、問題解決や実践型のグループワークの時間を多く確保する事も推奨しています。

子どもたちの可能性を最大化するために出来る事はまだまだありそうです。私自身も、引き続き学びと実践を継続していきます。

【参考】

世界はひとつの教室

世界はひとつの教室

  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2013/05/23
  • メディア: Kindle版



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サルマンカーン氏が実践する完全習得学習 [最新教育事例]

カーンアカデミー創始者のサルマンカーン氏。
カーン氏は最も効果的な学習方法として、完全習得学習を提唱しています。完全習得学習は過去にも実践事例があり、成果が認められつつも、個別カリキュラムによる教師の負担や教材等の経済的理由で破綻していたようです。しかし、テクノロジーの活用がこうした問題点の突破口となり、完全習得学習の実現可能性は今後ますます広がっていきそうです。

①「完全習得学習」とは
・ある学習内容を十分に理解した上で、もっと高度な内容に進むべきという考え方。
・10問連続正解等、完全習得の基準を設けて次に進む。
・完全習得の指標達成は生徒の心からの達成感、自身、自尊心の高まりにつながる。

②完全習得学習の歴史
・1920年代、カートン・W・ウォッシュバーン(教育者)による。イリノイ州シカゴ郊外のウィネトカでの実践(ウィネトカプラン)。
・1960年代、ベンジャミン・ブルーム(発達心理学者)と一番弟子ジェームズ・ブロックによる実践。
(伝統的モデル)学習に割り振られる時間が固定され、理解はバラバラ。
(ウォッシュバーンのシステム)固定すべきは高いレベルの理解。バラバラで良いのは理解に要する時間。
(ブルームとブロックのシステム)基本はウィネトカプランと同様。先生の役割は案内役・助言者。生徒同士の教え合いを推奨。統計上も事例上も、生徒と先生の両方にメリットがあることが実証された。
※ただし、どちらも経済的理由と、変化を嫌う役人の抵抗により下火になっていった。

完全習得学習のデメリットは、テクノロジーの発達により、クリアされつつあるように感じます。勉強のテクノロジー活用、AI活用は今後ますます加速していくと考えています。

【参考】

世界はひとつの教室

世界はひとつの教室

  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2013/05/23
  • メディア: Kindle版


点数ではなく身につける事を目指す教育(サルマン・カーン)

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知識習得は問題解決型学習の一部 [勉強の効率化]

「新しい学力」「新入試制度」が意図している事は、大きくは子ども達に「問題解決力」を身につけさせるという点に集約されると感じる。

「問題解決力」を身につけさせるための学習を「問題解決型学習」とし、効果的な学習方法を整理したい(「効果的な勉強法~教育理論をザックリ整理~」より)。

①目的(何のためにやっているのか)を明確にする
※目的が、実践的・社会的問題解決であればなお学習効果が高い
②集めた情報を自分の頭で整理・構成する(自分の頭で考える)
※従来型の学習(知識習得)=勉強は②に相当。
※答えが決まっている知識の習得のため、効率化可能。
※目的意識がないと、無味乾燥になりやすく、意欲喚起が必要な場合も。
③整理・構成したことを他者に発信する
※考えた事を整理し、他者と共有するためには、「モノ」での表現が効果的

※①~③の一連の流れを学習するには、個人での学習よりも、他者との協働である「アクティブラーニング」が効果的。
※②での情報収集、③の他者との共有では、ICTの活用が効果的

問題解決力を身につけるためにも、知識は必要(従来型の勉強は必要)。また、問題解決力をどのように身につけるか、評価するかは社会人にとっても重要な課題であり、各社が採用や育成面で改善を重ねている所だと思います。入試という枠を超えて、問題解決力の評価・トレーニング方法を調査していきます。

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2020年の大学入試問題 [最新教育事例]

2020年から大学入試が変わると言われています。
「大学入試センター試験」から「大学入学共通テスト」へ。
「マークシート+記述式」
「英語は4技能を評価対象とし、民間試験を併用」
「知識偏重の入試」から「思考力・表現力・判断力を評価する入試」
など、まだまだ変更可能性はありそうですが、子ども達にとっては大きな変化になると言えそうです。

各大学の入試問題も変化する事が予測されており、すでに先行して「学力の3要素」を評価している入試問題や「合科目型」の入試問題を紹介する書籍やネット情報も溢れています。

(例)
・キングス・クロス駅の写真です。あなたの感じるところを800字以内で述べなさい(2015順天堂大学医学部)
・知識は人間だけによって創られていくのであろうか(2015慶應義塾大学経済学部小論文課題)
・永遠に生きられれば人は幸せだろうか(2014早稲田大学政治経済学部英語の一部)
・19世紀に入ってからの産業革命が失業を生み出し、環境を破壊する事になったのはなぜかを論述せよ(英国Aレベルテスト)
・「多文化共生」は可能か。あなたの考えとどうしてそのように考えるのかを、あなた自身の経験、または具体的な事例をあげながら述べなさい(2015東京大学文科Ⅲ類外国学校卒業生特別選考小論文問題)
・あなたがいままでに見たことがないほど大喜びしている人々の顔を、表情豊かに描きなさい。また、それらの人々が大喜びしている場所の空間がわかるような背景を、工夫して入れなさい(2015早稲田大学想像理工学部建築学科空間表現の課題)
・カタツムリには意識はあるでしょうか(オックスフォード大学口頭試問)
・なぜ人間には目が2つあるのですか(オックスフォード大学口頭試問)
・ここにサボテンがあります。このサボテンを見てわかることを教えてください(オックスフォード大学口頭試問)
・もし、地球が東から西に自転していたとしたら、世界は現状とどのように異なっていたと考えられるか。いくつかの視点から考察せよ(2014東京大学理科Ⅰ類外国学校卒業生特別選考小論文問題)

上記のような問題を出題している意図や、どのようにすれば、このような問題を解く力を身につける事ができるのか。そのために塾講師としてできる事は何か。継続して追求・実践していきます。

【参考】

2020年の大学入試問題 (講談社現代新書)

2020年の大学入試問題 (講談社現代新書)

  • 作者: 石川 一郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/02/17
  • メディア: 新書



世界で大活躍できる13歳からの学び

世界で大活躍できる13歳からの学び

  • 出版社/メーカー: 主婦と生活社
  • 発売日: 2016/10/28
  • メディア: Kindle版



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勉強を教えるのはAIの方が効率的? [最新教育事例]

学習=問題解決力を身につける事/協働の方が効果的
勉強=情報収集・整理・構成/個人の方が効率的
と捉えると、勉強は講師が教えるスタイルよりもAIを活用した方が効率的ではないかという疑問が生じる。勉強は徹底的に効率化して、学習に多くの時間を避けるようにしてあげる事が不可避ではないだろうか。

実際に、教育現場でのAIの活用は徐々に浸透しているようです。
【事例:人工知能型教材「Qubena」
・子どもの理解度を人工知能に判断させ、最適な問題を自動的に出してもらうシステム。
・子どもが問題を解くときのプロセスを人工知能が逐一収集し、生徒の得手不得手を判断。
・中1数学を終えるまでにかかる時間が平均32時間(最短12時間)。
・1回の授業50分+宿題30分。週2回。期間は3ヶ月(24回)。
・終わるというのは数学検定に合格するレベル(都立高校入試8割レベル)。
・データのサンプルが集まれば集まるほど精度が高まる。
・問題がポンポン出てくるのでフロー状態に入りやすい。
・計算過程や解答に要した時間も計測。ヒントを読んだかどうかも見ている。
・現在問題開発チームが毎月つくる算数・数学の問題は1000~2000問。
・現在は問題の選択しかできないので、問題自体を作問する人工知能。次に、解説文やヒントを自動的に作成できる人工知能に取り組もうと考えている。
・「先生」ではなく、やる気を引き出すための「コーチ」は必要。
・暗記科目は忘却曲線に合わせて問題を出せばいいので技術的には容易。
・国語の作文や美術といったクリエイティブな作業は少し厄介。

教育に革命を起こす技術の事をEdTech(エドテック)と言うそうです。勉強の効率化・高速化は今後重要になると思います。現在、私は塾講師として教科指導をしている立場ではありますが、自身の職に囚われることなくなく、子ども達の未来にとってどのような指導が最善かを考えていきたいと思います。

【参考】

人工知能時代を生き抜く子どもの育て方

人工知能時代を生き抜く子どもの育て方

  • 作者: 神野 元基
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2017/04/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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空白禁止のために~生徒に視線を向ける時間を長くする技術~ [指導技術]

集団授業で成果を出すためには、集団でありながらも生徒が1対1で見られいてる(見てもらえている)ように感じてもらえるかどうかが重要であると考えています。

生徒に視線を送る時間を長くするために意識すべきことを列挙します。

①板書は半身ではなく、全身生徒に向ける事を目指す。
生徒に視線を向けるために、板書は「半身で」と言われますが、私の尊敬する講師は、ほぼ全身生徒の方を向きながら板書をしています。生徒の表情もよく見ており、全生徒が集中した授業空間を作り上げています。「板書は半身」ではなく、「板書は全身生徒に向けて」を目標にしていきます。

②生徒とのコミュニケーションはキャッチボールをイメージ
キャッチボールをする時は、投げる方も受け取る方もしっかりと視線と姿勢を整えているはず。キャッチボールの時のような体制が整えば、情報伝達もスムーズです。また、集団授業とはいえ、1:1でボールを投げるイメージを持たなければ、一部の生徒は集中力が途切れてしまいます。許されるなら(許されない場合が多いと思いますが)、実際にキャッチボールをして、生徒と視線があっている状態を体感してみるのもいいトレーニングだと思います。

③ビデオ撮影で何%生徒に視線を送っているかをチェック
生徒に視線を送れているかどうかを客観的に確認するためにも、ビデオ撮影は効果的。アイトラッキングカメラというカメラを使って、講師の視線や生徒の視線を追って、視線と学習成果の関係を分析する研究も進んでいるようです。

集中できる空間作りと、効果的な情報伝達のためにも、視線が合う事は最重要。講師と生徒の視線が合う時間を長くするにはどうすればいいかは、今後も追求・実践していきます。

【参考】
教師は何を見てどう判断しているかー教師視点の映像記録を活用した意思決定過程の研究
教師視点の映像記録を活用した授業の多元的記録・分析・構成方法の研究
研究テーマ:アイトラッキングを使用した読解能力判定検査
教師の一人称視点映像を活用した教育実習事前指導の試み

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「最新教育事例」参考書籍 [最新教育事例]

これからの教育・学習塾・授業のあり方を考えていくうえでも、最新の教育事例の情報収集は欠かせないと考えています。最新教育事例の参考書籍一覧です。


世界で大活躍できる13歳からの学び

世界で大活躍できる13歳からの学び

  • 出版社/メーカー: 主婦と生活社
  • 発売日: 2016/10/28
  • メディア: Kindle版



なぜ「教えない授業」が学力を伸ばすのか

なぜ「教えない授業」が学力を伸ばすのか

  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2016/06/30
  • メディア: Kindle版



たった一度の人生を変える勉強をしよう (朝日新聞出版)

たった一度の人生を変える勉強をしよう (朝日新聞出版)

  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2015/03/06
  • メディア: Kindle版






高大接続改革 ──変わる入試と教育システム (ちくま新書)

高大接続改革 ──変わる入試と教育システム (ちくま新書)

  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2016/10/10
  • メディア: Kindle版



世界はひとつの教室

世界はひとつの教室

  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2013/05/23
  • メディア: Kindle版



グーグル、ディズニーよりも働きたい「教室」

グーグル、ディズニーよりも働きたい「教室」

  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2013/04/11
  • メディア: Kindle版



2020年の大学入試問題 (講談社現代新書)

2020年の大学入試問題 (講談社現代新書)

  • 作者: 石川 一郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/02/17
  • メディア: 新書



2020年からの教師問題 (ベスト新書)

2020年からの教師問題 (ベスト新書)

  • 作者: 石川 一郎
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 2017/01/07
  • メディア: 新書



新しい学力 (岩波新書)

新しい学力 (岩波新書)

  • 作者: 齋藤 孝
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2016/11/19
  • メディア: 新書



人工知能時代を生き抜く子どもの育て方

人工知能時代を生き抜く子どもの育て方

  • 作者: 神野 元基
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2017/04/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



AI時代の人生戦略 「STEAM」が最強の武器である (SB新書)

AI時代の人生戦略 「STEAM」が最強の武器である (SB新書)

  • 作者: 成毛 眞
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2017/01/06
  • メディア: 新書



採用基準

採用基準

  • 作者: 伊賀 泰代
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2012/11/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



21世紀を生き抜く3+1の力

21世紀を生き抜く3+1の力

  • 作者: 佐々木裕子
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2014/05/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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「学習」と「勉強」を明確に分けて認識する必要がある [最新教育事例]

大辞林によると、
「学習」
人間も含めて動物が、生後に経験を通じて知識や環境に適応する態度・行動などを身につけていくこと。不安や嫌悪など好ましくないものの体得も含まれる。
「勉強」
学問や技芸などを学ぶこと。

上記は、それぞれの意味の一部ではあるが、「学習」は「勉強」を包摂した概念のように感じられる。

あくまで私見だが、「学習」という言葉は
①問題解決のための目標設定
②情報収集・整理⇒構成
③他者への発信
という一連の流れを想起させる。問題解決や他者への発信という概念を含むからこそ、学習は他者との協働とセットで語られる事が多い。「アクティブラーニング」「協働的学習」「問題解決型学習」など「学習」という言葉自体に、他者との協働というイメージが付随しているようにも感じる。

一方、「勉強」は個的な印象を受ける。答えがない問題を学ぶのが「学習」、答えがある問題を学ぶのが「勉強」という印象を受けるのも、「勉強」を個的なものと感じさせる一因ではないだろうか。答えがある問題であれば、協働する必要なない。このような印象が影響してか、現在「勉強」よりも「学習」という言葉の方がもてはやされていると感じる。

しかし、「勉強」とは、上記②の、「情報収集・整理⇒構成」にあたる部分と考えると、「勉強」は、問題解決に欠かせない「学習」の一部であり、「学習」の手順の中で個で取り組む方が効果的・効率的な部分と考える事ができる。

学習塾であっても、現実の問題を通じて、問題解決能力を養う「学習」ができれば理想的であるとは思うが、限られた授業時間の中で、「問題解決型・協働的な学習」の要素を取り入れるのは難しい。また、答えの決まっている「勉強」に、「問題解決や協働的な要素」を組み込む事試みもされているようだが、非効率であるようにも感じる。

このように「学習」と「勉強」を明確に区別することで、学習塾の役割が見えてくる。
①講師自身の学習成果を伝える事で、学習の重要性を伝える(そのためにも、講師自身が学習し続けている必要がある)。
②効率的に知識を収集・整理・構築する「勉強のやり方」を身につけさせる

「勉強」に絞ると、効率最優先。効率的に勉強ができれば、問題解決型の学習に割ける時間が多くなり、問題解決の精度も上がる。

今後も、「勉強の効率化」と、本当に学習塾で「問題解決型の学習は難しいのか」を追求していきたい。

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効果的な勉強法~教育理論をザックリ整理~ [勉強の効率化]

フィンランドの教育②で、ピアジュ⇒ヴィゴツキー⇒エンゲストロームの教育理論の変遷を整理しました。シーモア・パパード教授の「構築主義」も合わせて、現場の指導・指導法に活かすためにザックリ整理します。

①ピアジュ「個人的構成主義」
・受動的学び(ただ板書を写すだけ)では学習効果は低い。
・能動的学び(自分で情報を整理して、構成しなおす)は学習効果が高い。

②ヴィゴツキー「社会的構成主義」
1.目的が明確(社会的目的意識であればなお学習効果が高い)
2.自分で情報を収集・整理
3.集めた情報をもとに自分で構成
4.社会に向けて発信
※個人的構成主義にプラスして、「目的意識と発信」の重要性に触れらている。

③エンゲストローム「拡張する学習」
1.実践的問題点(現実の問題)解決が出発点
2.自分で情報を収集・整理・構成
3.他者と情報共有・構成した意見の突き合わせ
4.新たな問題点の発掘

④シーモア・パパード「構築主義」
・自分の頭の中にあるものを「モノ」で表現。他者と共有すると学習効果が高い。
※工学院大学附属中学校・高等学校の髙橋一也氏は、「モノ」としてレゴブロックを活用

【要するに、学習効果を高めるためには】
①目的(何のためにやっているのか)を明確にする
※目的が、実践的・社会的問題解決であればなお学習効果が高い
②集めた情報を自分の頭で整理・構成する(自分の頭で考える)
③整理・構成したことを他者に発信する
※考えた事を整理し、他者と共有するためには、「モノ」での表現が効果的

【参考】

世界で大活躍できる13歳からの学び

世界で大活躍できる13歳からの学び

  • 出版社/メーカー: 主婦と生活社
  • 発売日: 2016/10/28
  • メディア: Kindle版



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